本館入居の大崎さんのご縁で、5月9日金曜日午後に、なななんと! お相撲さんがお見えになりました。木瀬部屋力士の閃岳(せんがく)さんです。


閃岳(せんがく)力士は、秋田県大館出身の33才、身長181㎝、体重132㎏ とのことで、とても大きかったです。入居者の皆さんは、興味津々でコミュニティールームに集合しては、ご挨拶そしてまずは撮影会となりました。下記がそのご様子です。







めったにお目にかかれない力士との2ショットで、皆さんおおいにパワーをいただいたようでした。その後、自然と入居者の皆さんから多くの質問があり、力士のトークショーとなりました!



こちらが、トークショーの画像です。
入居者の皆さんは、相撲世界の事に興味津々で、食事何を食べてるの? 1日何食なの? ちゃんこは作るの?など、ご遠慮なくたくさんの質問をしていました。たくさんのお話の中からいくつか興味あるお話をまとめますと、①やはり主食はちゃんこ鍋で当番制で作る ②朝7時から始まる2時間ほどの稽古をやり、③その後ちゃんこ鍋を作る作業となり、11時ごろから親方や関取衆から位順に食事がはじまるとのこと。④その後は年の順で食事をし、若手の力士は最後の残り物を食べることになり、おかずがないことも時たまあるとのこと。⑤1回目の食事の後は昼寝タイム! 大きくなるために腹いっぱい食べるので横になるのがつらいとのこと(口から食べたものが出てきそうで眠れないこともしばしば)そんなに食べるんですね。⑥夕方にもう1回食事があり、1日2食とのことです。⑦たまにカレーライスなどを作った時は、それぞれの力士は自分で好きなだけ盛り付けて食べられるようです。その後の洗い物は各自で行ないます。たぶん、親方や関取衆(十両以上)は弟子が洗い物はやってくれるのでしょう。⑧因みに、閃岳力士は、ラーメンが大好物とのことです! ⑨相撲は歴史的にも位(くらい)を重視しており、髷を結えるのは十両以上の関取だけ、着物・羽織・雪駄も履けるのは位の高い限られた力士のみで、下のくらいの力士は浴衣や下駄を着用と厳しい世界です。⑩閃岳力士からは、やはり強く勝たなければならない世界ですとのお言葉でした。
今回参加された入居者の皆さんからは ”是非閃岳さんを応援するから頑張ってね” と励ましの言葉が多くありました。


こちらは、ちょっと形だけですが取り組みをさせてもらいました。なんと、おなかが大きくて手が届きませんし、押しても全く動かなかったです。さすがに、鍛え上げられたすごい体ですね。閃岳力士は相撲世界に長い経験もあることから「相撲学校の指導」なども務められており、また話し方も丁寧でやさしい語り口から大いに親しまれているようです。
最後に、集合写真を撮り、約1時間半の力士との憩いの場が「千秋楽」となりました。大崎様そして閃岳力士!!ありがとうございました。

