今月のアクティビティは、高齢者に多い夜間の転倒・骨折の原因となる「夜間頻尿とその改善」を学びました。

まずは、体をほぐす目的で恒例の「ラジオ体操第1と第2」を行いました。


前方の大画面を見ながら、皆さん真剣に体操していますね!
その後、夜間の転倒原因になる「夜間頻尿について」を、講師の渡辺さんに解説いただきました。



このように、夜間頻尿は夜に1回以上トイレに行くことで、転倒やうつ病のリスクがあるようです。それを予防する方法は、下記画像の通り ① ふくらはぎやももの運動をすること


② 夕方に「足上げ」をおこなうこと

③ ストッキング療法も効果があるようです。

④ 塩分を控えめにすることも夜の頻尿治療には必要のようですよ。

⑤ 最後に ⑤ 「カフェインの入っている飲み物」はなるべく控えることが良いということでした。

このように、いくつかの「夜間頻尿対策」を心掛けることが転倒防止につながるのですね。皆さん真剣に聞いていました。その後「手ぬぐい体操」「予防のための代表的な運動(主にふくらはぎを使う)」をご指導のもと皆さんで行いました。

第2の膀胱といわれるふくらはぎをしっかり動かしてみると「とっても気持ちが良くて尿がスムーズに排出されていく感じ」がなんとなくですがつかめました。毎日テレビを見ながら音楽を聴きながらでも、気軽に出来る運動ですね。

もう一つ「中国発祥の健康体操(スワイショウ)」を皆さんで行いました。上記画像の通り、腕を前後または左右に振る簡単な動作を繰り返すことで、血液の促進、心身のバランスを整える万能の気功法です。力を抜いてリラックスして、10分間ぐらい行うことがよいようです。
今回のアクティビティには、2日間で18名のご参加をいただきました。その約9割の参加者が「夜トイレに起きる夜間頻尿」があるとの回答で、今回の講習はとてもためになった、良かったとのことでした。それぞれの体操も各自でおこなえるわね!との声も聞こえてきました。次回のアクティビティも、是非ご期待ください。