10月のアクティビティ – 藍染め絞り体験


 今月のアクティビティは、コンシェルジュの松井さんのご指導で、入居者様のご希望もあり、再度「藍染め絞り体験」を行いました。今回も参加者が多いため、2日間に分けてコミュニティールームにて行われました!

 まずは、ちょっといい話から藍染めをする材料の「手ぬぐい編」です。平安時代から重宝されてきた手ぬぐいは、法令により当時は高貴な方のみに身に着けるように定められていたようです。奈良時代には手ぬぐいの用途は神仏の清掃や飾りつけなどに使用していたようですね。やがて、鎌倉時代には庶民に普及し始め、戦国時代に頭に巻いて兜を被るようになったようです。そして江戸時代に綿素材の手ぬぐいがはやり、広く庶民にも活用されてきたようです。

 今回使用の生地は、「岡生地」という素材だそうです。早速、絞り染め体験開始です!

 下記画像が、松井コンシェルジュによる「藍染め体験」説明の様子です。皆さん、真剣に聞いていますね。

 まずは、それぞれデザインを頭に浮かべながら、ピンポン玉やビー玉を生地に輪ゴムで巻き付けます。輪ゴムを何個巻くか? 丸の大きさはピンポン玉か!ビー玉か!など考えながら作っていきました。こちらが、その一例です!

 その後、布に空気を入れないようにして、染料に1分ほど浸します。

 それをしっかり絞った後に取り出し、新聞紙の上に広げ、空気に触れさせます。すると次第に緑がかった布が藍色に変化してきました。

 その布を、水に漬けてよく揉みながら染料を落としていきます。そして乾かしてゆけば「藍染め」の出来上がりです!

 こちらが参加者様の作品一例です。皆さんの作品については、後日展覧会を催し最優秀賞などを皆さんの投票にて決定するようです。お楽しみに!

 今回のアクティビティは、2日間で19名と多くのご参加をいただきました。次回のアクティビティもご期待ください。

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