特別講演 – 高齢者に役立つ「呼吸に合わせた体の動かし方」


 今回は「K-アーバン南生田本館」と同敷地内にある「生田ハート内科クリニック(ikuta-heart.com)石橋院長の特別講演」をいただきました。テーマは ”いつでもどこでもできる” 「高齢者に役立つ!呼吸に合わせた体の動かし方」です。本館のコミュニティールームにて、石橋先生と理学療法士(リハビリ)の武市梨絵先生にお越しいただき開催されました。

 まずは、循環器認定医であるの石橋先生から「血圧について」の解説をいただきました。下記がその様子です!

 血管は、若いときはしなやかですが、年を重ねると固くなってきます。従って、高齢者は徐々に血圧が高くなる傾向があるとのことです。血管が固くなると血液を送る圧力が強く働き、心臓がばてて心臓弁が劣化するようなこともあるようです。

 そこで「一つだけ血圧を下げる工夫があり、それが「呼吸」だそうです! 具体的には「よい呼吸法で血管をコントロールすることが血圧低下につながる」とのことでした。

 そこで、理学療法士(リハビリ)の武市先生より「呼吸と体の動かし方」をレクチャーいただきました。こちらがその様子です。

 まずは、参加者の皆様への質問から「体のどこが不調ですか?」との答えとして、皆さんからは「肩や肩中・腰」ということが多く聞かれました。そこで、まずは肩の動かし方(手を肩に添えて腕をゆっくり前後にゆっくり大きく回す)を学びました。それには姿勢が大事なようで、出来るだけ(前かがみにならず)まっすぐに立ち顔もまっすぐにし、呼吸に合わせて肩を回す動きをしました。ゆっくり大きく回すことで、体がほぐれてくるようで、また徐々に体が暖かくなってきました。

 皆さん、ゆっくりと真剣に肩を回していますね!

 その後、石橋先生から皆様にタオルを贈呈いただき、タオルを使った体操を行ないました。武市先生からは「地球上には重力がありそれが肩の負担になるとのこと。その肩の筋肉が負けないようにするためには呼吸と体操がとても重要」ということで、タオルを使って両腕を高く上げる(上に引っ張られる感覚で)・左右にゆっくりと倒すことを繰り返し行いました。皆さん背筋が少しずつ伸びたような実感があり、また肩甲骨回りがよく感じた方もいたようです。石橋先生からは、この体操で血圧が5~10は下がっていますよ!とのお言葉があり、皆さん嬉しさと驚きで納得しておりました。

こちらがその様子です! 皆さん、しっかりと体操を行なっていますね。

 貴重な講演の最後には、石橋先生から参加者様へ「お体や健康へのご質問」をお聞きしました。皆さん、この時とばかりさまざまな質問をお聞きして、両先生からはとてもよいご意見をいただきました。  両先生、貴重なお話や体操のご指導をありがとうございました!

 今回の参加者は17名と多くの皆さんがご参加いただきましてとても有意義でした。次回も期待したいですね。

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